私がUSCPAを取得しようと思った理由



USCPAの4科目の受験が終わり、今は結果待ちの状態です。夜に勉強しなくていいというのが久しぶりの感覚です。せっかく勉強の習慣がついたので、今後も時間を有効に使っていきたいと思います。スコアリリースまでの間にUSCPA関連で書きたいと思っていたことをブログにまとめていきます。まずは、USCPAを取得しようと思った理由についてです。

USCPAという資格を知ったきっかけ


新卒で入った会社に、とてもスマートで仕事のできる先輩がいて尊敬していました。体育会系の社風に染まってないところも私は好きでした。一年ほど同じ課で働いたところで、その先輩がbig4のコンサルに転職することになりました。その時に先輩がUSCPAを取得して転職したという話を聞き、この資格の存在を初めて知りました。(大学生でこの資格を既に知っていて勉強してる人はすごいなと思います。私はこの通り社会人になってから知ったので)


「米国公認会計士ってなんかかっこいい…!」と思い調べてみると、JCPAよりは簡単で勉強時間も1000hほど(これが予備校のポジショントークであることを後に実感します)であることが分かり、働きながらでも不可能ではないかも!と感じました。すぐにアビタスの資料を取り寄せましたが、料金の高さにビビってしまい申込みには至りませんでした。これが2017年のことです。

専門性を高めたいと思った


2018年に新卒で入った会社を辞めました。他の記事に色々書いているので詳細は割愛しますが、一言で言うとブラック企業で心身の健康を害してしまったからです。その時に、辞めたいと思ったときに辞められる実力が必要、辞められない人は理不尽に耐えなければならず搾取の対象になってしまう、と感じました。そんな会社ばかりではないかもしれませんが、当時は酷い目にあったのでそう強く思いました。辞めたいときに辞めるにはポータブルスキルを身に付けることが重要で、その一つが「専門性」ではないかと思いました。


USCPAは「英語」で「会計」を学べる資格です。私は新卒から経理の仕事をしていたこと、経理はどんな会社にもありルールも同じなので転職もしやすいことから、今後も会計の知識を伸ばしていくのが良いだろうと思いました。また、グローバルな仕事をしたいという気持ちがあったので、英語も勉強する必要があると考えていました。そのため、USCPAは自分にぴったりな資格でした。


このように割と安易な気持ちで勉強を始めたと思います。ただUSCPAを受験してみて思うのは、USCPAはTOEIC900点と一緒で、取得してもスタート地点に立ったに過ぎないので、実務経験を積み継続的に努力する姿勢が求められるということです。結局のところ、一度取得すれば定年まで努力しなくても食べていけるという資格はなく、実務で日々学び続けなければいけないのだと思います。働くって大変ですね。。

海外就職のリスクヘッジ


私は新卒で入った会社を辞めた後、インドで現地就職しました。現地採用は正社員ではなく、給与も現地水準となるため、比較的リスクの高い転職でした。数年後は再び正社員・総合職で働くことを希望していたので、リスクヘッジとして履歴書に書ける資格を取得しようと考えました。USCPAを取得していれば、いわゆる“駐在員のお世話”的な仕事だけでなく、専門性のある業務を英語を使って行っていた(行う能力がある)という証明になるのではないかと考えました。

転職について


先ほど転職を見据えてUSCPAの取得を考えたと書きましたが、現在のところ合格後すぐに転職しようとは考えていません。理由はいくつかありますが、まず現地採用から親会社の採用に切り替わり正社員となったため、帰国後に転職活動をする必要がなくなりました。仕事ぶりを評価してもらえ本社採用に転換してもらった恩も感じていますし、今後本社に異動すれば新しく学ぶことが多くあると考えています。転職後一年は産休育休の制度を利用できない会社が多いとも聞くので、出産のことを考えると(すぐにではありませんが)今の会社にいるのが得策だという思いもあります。コロナの影響で転職市場も厳しくなってきているようなので、あえてリスクを冒して転職する理由が特にありません。

転職するとしたら


一方で、今の会社で定年まで働くことはイメージできず、長期的には転職を考えています。一般的にUSCPA取得後の転職先としては、会計監査法人、コンサル、M&A、内部統制などに関わる仕事が多いそうですが、私は監査法人やコンサルに入ることは考えていません。元々私にとってUSCPAの資格はキャリアアップのためというよりは、いざというときのお守り的な意味合いが強いです。USCPAは監査やコンサルに転職するための強力な切符になり得ますが、入ってしまった後は有資格者同士での比較となります。そのような環境でさらに自己研鑽を積みプロフェッショナルとして食べていこうという心構えの方は素晴らしいと思いますが、私にはそれほどの熱意や能力がないと感じています。それであれば、事業会社の経理として働くほうが、相対的に英語、会計の面で優位に立つことができるかなと考えています。一社目はブラック企業、現在の二社目はグレー企業…という感じなので、ホワイト企業で定時で帰れる仕事が理想です。古き良き(悪しき?)日系企業でしか働いたことがないので、外資系企業にも興味があります。ただ海外駐在のチャンスは日系企業の方が多いので悩みどころです。


USCPA受験者のなかでは意識が低めかもしれません。。こんな考えの人もいるということでブログに書いてみました。

いつかどこかで役に立つはず…!


このようにUSCPAを取ってすぐにどうこうしたい訳でもないのですが、なんとかモチベーションを保って3科目合格、4科目目結果待ちの状態までたどり着きました。ここまで来れたのは、おそらく私が元々勉強好きだったことやインドにいて娯楽や友人が少なかったことが大きいと思います。1500時間ほどかけて勉強するなら他のことをやってもよかったかな、と思わないこともないですが、いつかどこかでこの資格が役に立つことを祈っています。また、取得しようかどうか迷ってる間に猛勉強すれば取得できてしまう気がします。


どなたかのブログかインタビュー記事で、「USCPAを取ろうか迷っているがアラサーなので婚活もしたいと迷っていたら、資格もなく結婚もしないまま30歳になっていた。あのときUSCPAの勉強を始めていれば今頃は合格できていたのに」という話が印象に残っています。USCPAの受験勉強の時間でもっと有意義なことができるという絶対的な自信がある人以外は、ある程度思考停止でもよいのでUSCPAを目標にがんばってみてもよいのではないでしょうか!

この記事へのコメント

  1. 久しぶりのブログ、感心しました。
    高額の受講料を払う決心は相当なものです。
    私は、日本ローカルの資格をいくつか持ってますが、転職時に有利に働いたとおもいます。
    面接時には、職歴だけでは差をつけにくいので、資格でリスクヘッジ、ありと思います。

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