インドでミュージカル『アラジン』を観た


こんにちは、Nainaです。

先日、インドに来ていた後輩と一緒に、ミュージカルを観に行きました。インド人は目鼻立ちがはっきりした美男美女が多くダンスも上手なのできっとミュージカルも得意なんじゃないかと思っていましたが、期待以上に楽しめました。

 

インド版ミュージカル『アラジン』

 

インド版ミュージカル『アラジン』は2018年4月にムンバイでローンチされ、7月にデリーで公開となりました。ブロードウェイのエッセンスを残しながらも、シナリオをインドに合わせてローカライズした、というのが売りのようです。ディズニーの有名な曲はそのままに、インド人やデリー市民向けの小ネタが組み込まれていました。

2015~16年には同じくディズニーの『美女と野獣』も舞台化されていたそうです。知りませんでした。ミュージカルを楽しむような富裕層が増えてきているのだと思います。当日、会場の前には運転手付きの高級車がたくさん停まっていました。

 

チケットの買い方

チケットはBookMyShowで取り扱っていました。クレジットカードは日本のものでも購入可能です。ただ、「本人確認のために、クレジットカードの写真を送付してください」というメールがきました。少し怪しげですが、表面のみ・カード番号一部のみ(不要部分は黒塗りする)という指定だったので、むしろしっかりしている会社だと思われます。結局後から確認完了という連絡がきて、写真を送ることはありませんでした。

支払い後2~3日でチケットが郵送で送られてきます。

 

会場

場所はJawaharlal Nehru Stadium。

装飾が想像以上にしっかりしていて豪華でした。

たくさんのインド人が記念撮影をしていました。ミュージカルだけでなく、ちょっとしたテーマパークとして楽しんでいた印象。

 

中に入ると魔法のランプが飾ってあります。

 

ステージと観覧席はこんな感じ。荷物検査がありますがテロの可能性もゼロではないですし、火事などが起きてしまったら大混乱になって絶対脱出できないだろうな…と思いました。

 

キャストのレベルが高い

 

 

オーディションで選ばれたキャストはやはりレベルが高かったです。セリフのない端役も美人ばかりでした。身長は全体的に低めでしたが、アラジンもジャスミンも小さめなのでバランスはとれていました。

 

アラジン役 Taaruk Raina

顔立ちはどこにでもいそうなインド人という感じ。ですがインスタグラムのフォロワーは8万人と他のキャストよりもはるかに多いです。すでにそこそこ有名な方なのでしょうか。

 

 

ジャスミン役 Kira Narayanan

ザ・インド美人という感じの顔立ち。チェンナイ出身。声が良く通ってきれいでした。

 

 

ジーニー役 Mantra

物語中盤で登場して以降、主役を食い気味なくらい目立っていました。劇中はヒンディー語を話していました。

 

 

言語

メインの使用言語は英語ですが、ジーニーはヒンディー語しか話せないという設定でした。英語しか話せないアラジンに対してジーニーが「きみ英語しか話せないの? サウスデリーの人?」と言うのが面白かったです(気取って英語で話すサウスデリーの人を揶揄している笑)。このあたりが公式の言っている「ローカライズ」にあたるのだと思います。

英語もヒンディー語も高いレベルで理解する人がこのミュージカルの対象だということがわかります。ヒンディー語の割合が意外と高く、外国人向けではないなと思いました。内輪ネタに近いようなセリフも多かったです。私も英語もヒンディー語も非ネイティブなのでところどころ聞き取れないところがありました。

英語は訛りの強いヒングリッシュではなく、ネイティブに近い発音でした。「流暢な英語が話せて、歌と踊りができて、容姿が整っている」という日本にはいなさそうなキャストを揃えることができるインドのポテンシャルの高さを感じました。

 

個人的な感想

身分違いの恋というのはとてもメジャーなテーマだと思うのですが、最近共感できなくなってきました。ハッピーエンドの後、アラジンもジャスミンもお互いの育ってきた環境の違いや価値観の違いに絶望するんじゃないかな…などという冷めたことをちょっと考えてしまいました。空飛ぶカーペットで一緒に遊んだ思い出って、その後数十年にわたって価値観の違いを乗り越え擦り合わせていく原動力にはなりえないような気がします。

 

 

インドのミュージカルのレベルの高さに驚きました。アラジンはもう閉幕してしまいましたが、また次の機会があると思うのでインド在住の方はぜひ観てみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です