【ボリウッド】おすすめディスコソングまとめ【インド映画】
私はボリウッドソングが大好きです。
キャッチーでテンションのあがるメロディーに、美女のダンス!
素晴らしいです。
ボリウッドソングをずっと流しているチャンネルがあるのですが、自宅ではそれをずっと流しています。
そんな私がおすすめの曲を紹介していきたいと思います。
It’s the Time to Disco 『Kal Ho Naa Ho』より
私がボリウッドにハマるきっかけになったのがこの映画のこの曲です。
2003年の映画ですが、今聴いても全く古臭くないメロディーです。
(映像は少し時代を感じます。)
内気なヒロイン(女優:プリーティ・ズィンター)がディスコで酔っ払い、自分の殻を破って踊りまくるという場面です。
プリーティ・ズィンターはザ・美人というわけではないですが、えくぼが魅力的な女優さんです。
冒頭で「Naina!」とヒロインの名前を読んでいる男性は、キングオブボリウッドと呼ばれるシャー・ルク・カーンで、服を脱ぎ捨てたNainaを心配しているのがサイフ・アリー・カーンです。
私がインドネームとして使わせてもらっている「Naina」という名前ですが、内気で真面目な印象があるようです。
この曲が使われている映画『Kal Ho Naa Ho』のヒロインもそうですし、『Yeh Deewani Hai Jawani』のヒロインもNainaという名前でそのようなキャラクターでした。
サビ部分の振付が簡単なので覚えてまねできます。
The Disco Song 『Student of the Year』より
歌詞の「Disco Deewane」は「ディスコ狂」という意味です。
この曲は「Student of the Year」を決めるためのダンスコンペティションの場面で使われていました。
『Student of the Year』は今をときめく若手俳優アーリア・バット、ヴァルン・ダーワン、シッダールト・マルホートラを一度にデビューさせたすごい映画です。
曲もどれもよいのですが、このディスコソングは特におすすめです。
三人ともデビュー作とは思えない輝き…!
インド映画好きとこの映画について話すと、ヴァルン派かシッダールト(名前が長いのでよくシッドと略されます)派かで盛り上がります。
踊りが上手いほうがヴァルン、背が高いほうがシッドです。
私はシッドの方が好きですが、演技力・ダンス技術に優れたヴァルンのほうが王道のボリウッド俳優という感じがしますね。
Anarkali Disco Chali 『Housefull 2』より
曲名の意味は「アナールカリーがディスコに行っちゃった」です。
アナールカリーは女性の名前で、彼女をテーマにしたImtiaz Ali Tajの戯曲『Anarkali』や映画『Mughal-e-Azam』が有名です。
アナールカリーはムガル帝国時代の宮廷の踊り子で、当時踊り子は卑しい身分の者だと考えられていました。
そのような宮廷の踊り子に、アクバル帝の息子サリーム(後のジャハーンギール)は恋に落ちます。
ところがアクバル帝は身分違いの恋を認めず、アナールカリーは幽閉されたのち生き埋めにされてしまいます。
豪華絢爛な宮廷の描写や、詩的で情熱的なセリフが美しい話です。
インド版ロミオとジュリエットといったところでしょうか。
パキスタン(アナールカリーの舞台はパキスタンのラーホールです)を含むインド文化圏で、アナールカリーの名を知らない人はいません。
前置きが長くなりましたがこの曲のタイトルには、あの悲劇のヒロイン、宮廷の踊り子アナールカリーがディスコに!?という驚きが含まれています。
歌詞の中に恋人サリームの名前も出てくるので聞き取ってみてください。
背景を知っているとより楽しめる曲です。
みなさんもボリウッドソング聴いてみてください。
元気になります!
日本語字幕つきDVD出てます。