ボリウッドソングで学ぶヒンディー語【All Izz Well】『きっと、うまくいく』より
応援の意味を込めて、歌詞の日本語訳と解説を載せます。
歌と一緒に単語を覚えると忘れないので、おすすめの学習法でもあります。
表記はデーヴァナーガリーではなく、アルファベットを使います。
アルファベットではヒンディーの母音や子音を表現しきれないので、正確に覚えようとすると基礎知識や別の資料が必要となります。一方で、ほとんどのサイトで歌詞がアルファベットで表記されているので大きな支障はないと思います。
ヒンディー語に触れたことのない人にもなじみやすいのではないでしょうか。
(注2)
ブログを書く前に調べた結果、歌詞の全部を載せるのは著作権法に引っかかってしまうそうなので、一部を抜粋します。
その他にも、出典を明示する、引用部分を明確にする、引用する必然性がある、自分の著作物が主体であるという条件があるのですが、おそらく大丈夫なはず。
jab life ho out of control
人生がout of controlのときは
honthon ko karke gol
honthon ko karke gol
siti bajaake bol Aal Izz Well
ここからサビに向かっていきます。
honth ghuma
siti bajaa
siti bajaake bol
bhaiya All Izz Well
単語
-
- jab
英語のwhen
カリーナ・カプールとシャーヒド・カプールの映画「jab we met(when we met)」のjabです。
- jab
-
- ho be動詞
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- honth くちびる
- ko ~を
- gol karna まるめる
- honth くちびる
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- siti 口笛
- bajaana
元々の意味は「鳴らす」。
ここでは口笛を吹くとなります。
この単語は他にも、英語の演奏するという意味のplayと同じように使えます。
- ghumana
ここでは「丸める」の言い換えです。
車で「迂回する」ときにもこの単語を使います。
- bolna
英語のspeakに近い意味を持つ単語です。
ヒンディー語にも「言う」に相当する単語が3つありますが、英語ほどはっきり使い分けられているわけではなく、互換可能な場面も多いです。
この歌詞でも英語だったらsayを使うと思いますが、ヒンディーではbolnaが使われていますね。最初はこの対応で覚えていくとよいと思います。
kehna→say
batana→tell
bolna→speak
- bhaiya
兄弟という意味です。
私には兄(弟)がいますというときは、単にbhaiを使いますが、呼びかける際にはbhaiyaを使います。
発音の注意点
文法のポイント
jab life ho out of control
jabをwhen、hoをisに置き換えるとwhen (your)life is out of controlとなり、ほとんど英語の文章になります。
hoは仮定です。
out of controlという表現がヒンディーで普通に使われているかというとそうではなく、ここではあえて英語の表現を使っていると思います。
インドのトップ層が集まる大学が舞台だからでしょうか。
honthon ko karke gol
siti bajaake bol Aal Izz Well
語幹+keで「~して」という意味になります。
bolは命令形です。