前の会社のおかしなところ


最近、業務で日本人向けにメールを送る機会が増えたため、「みなさんの役職がわかるデータはありませんか? メールを送るときに敬称がわからなくて…」と聞きにいきました。
そしたら一瞬きょとんとした顔をされ「いや、そういうのないんで全部”様”で大丈夫っすよ」と言われました。

今思い返すと、前の会社は敬称などにやたらとこだわっていたなと思います。

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新入社員の団体規律訓練

体育館で団体規律訓練、筋トレをやらされます。
団体規律訓練は、いくつかの隊に分かれ大声で点呼をとり、帽子の着脱や回れ右の動きをそろえる訓練です。
声が小さいとやり直しをさせられます。
新入社員の大部分は理系の大卒の技術者です。声の大きさが仕事にどう関係してくるのでしょうか。
人事に「なんの意味があるんですか?」と聞いたら「同期の仲が深まる」と言っていました。
団体規律訓練をやる理由の説明にはなってないですね。

筋トレは、腕立てや体幹トレーニング、縄跳びをやらされます。
身体を鍛えるのはよいことだと思いますが、最初の2か月間だけきついトレーニングをやらされその後40年間激務にさらされるのだったら何の意味もないです。

我慢と根性が美徳だった時代から思考停止で続いている悪しき伝統だとしか思えません。

 

メールの社内ルール

冒頭でも触れましたが、メールの宛先は「部署名+名前+役職+殿」としなければなりません。
部署名は略称ばかりでわかりづらいため、新入社員のころは一覧表を見ながらメールを出していました。
例えば、「スマホ工作課の課長」であれば「スコ 〇〇K 殿」となります。
もはや暗号です。

もともとは簡略化のためにそういった略称を使い始めたそうですが、だったらメールの宛先を名前だけにすればいいと思います。
本来の目的を見失っているよい例です。

 

時間をかければかけるほどよいという謎の信仰

先輩方の指導法は、私がそれまでやってきた物事の進め方と相反していました。

昔の話になりますが、私はまともに受験勉強を始めたのが高3の11月と非常に遅かったにも関わらず、効率を意識した勉強法でなんとか現役で大学に合格しました。
私が徹底していたのは、①24時には必ず寝る、②解き方がわからない場合すぐに解答を見る、③忘却曲線に合わせたインプットを行う、ということです。
このやり方が自分に合っていて科学的にもベストだと思っています。

ところが、会社に入るとそれとは正反対の教育が待っていました。
やり方がわからなくても自分で見つけるまで悩ませる、その結果長時間労働が慢性化、疲労寝不足による業務効率の低下…です。
まず業務のマニュアルというものが存在せず、伝統芸能か何かのように人から人へと伝承されています。
そうなると当然人に聞かなければなりませんが、助けを求めると「悩まないと身につかない」といったことを言われ断られます。
それだけでもショックですが、運が悪いとそこから「甘えるな」という内容の説教が始まります。

いつも先輩の機嫌のよいときを見計らって「~の件に関して自分で~と~を見て~というところまでわかったのですが、あっているか教えてください。」というようにがんばって調べた内容をアピールをしながら質問をしていました。
いつ機嫌が悪くなって怒られるかわからないので、いつも怯えていました。

教えてもらえず悩んだ時間、先輩に発表するためだけにフォルダの中にヒントがないか探し回った時間、本当に無駄でした。
貴重な人生の一部がそんなことに費やされたかと思うと悲しいです。

みなさん、それなりの大学を出ているのにどうしてそんなに効率の悪いことをしてくるのかわかりません。
意地悪でやっているならまだ理解できるのですが、どうやら「私のためを思って」やってくれていたようなので本当にたちが悪い。
というか受験勉強どうやってやったのか気になります。
予備校に行かず教科書も読まず、自分で公式を見つけていたんですかねぇ。

こういったことが理解できなくて、続けられませんでした。
辞めた会社について文章を書いていること自体が時間の無駄なような気がしないでもないですが、二年間ため続けたヘイトを吐き切ったらやめます。

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この記事へのコメント

  1. こんな会社が今もあるのかと思うと本当に悲しい。
    大学で見聞を広めて、多様な価値観に触れてきたであろう人たちが、会社という小さな小さな世界に閉じ込められてしまっている気がします。
    以前、「若い人は何でもググるから良くない」と嘆いていた年配の方を見たことがありますが、技術が進歩した今必要なのは、誰でも調べればわかることは早く調べて、その先の思考に時間と労力を費やすことだと思います。効率を重視するべき企業ならなおさらですよね。

    1. Mamiさん、コメントありがとうございます。ブログ見つけてくれてうれしいです。
      一日中で多くの時間を過ごす会社で生き生きと過ごせないのは本当に残念なことですね。
      私の場合は大学で多様な価値観に触れたからこそ、辞めるという決断に至った気がします。

      「ググるな」は前の会社の人がまさに言いそうな言葉です。
      ”その先の思考”こそ個人の価値だと思うのですが。。
      人間がここまで技術を進歩させられたのも先人たちの功績の上に知を積み重ねてきたからだと思います。
      便利なものはどんどん受け入れて使っていきたいですね。

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